脂漏性皮膚炎とフケのお悩み.com

脂漏性皮膚炎の原因・症状・治療方法

脂漏性皮膚炎は、頭や顔などの皮膚の皮脂分泌が多い部分にできる皮膚疾患です。

 

脂漏性皮膚炎の原因は色々ありますが、35〜90%が、マラセチア菌が関与しているといわれています。
マラセチア菌は、皮膚の常在菌であり、感染症ではありませんから、人にはうつりません。

 

その他の原因としては、ストレス、生活サイクルの乱れ、ホルモンバランスの乱れ、皮脂貯留、
ビタミンB群の不足などが挙げられます。

 

頭皮、特に髪の毛の生え際にフケを伴う湿疹が見られることが多く、
痒みを伴うことがあります。
他にも、顔の眉間や鼻の周りなどに、境目がはっきりした黄色っぽい鱗屑、かさぶた、フケのような
落屑を伴う湿疹が見られることがありますが、この場合はあまり痒みは伴いません。

 

また、頭や顔以外にも、耳孔の入口や耳の後ろ、胸や背の正中部、ワキの下、股部などの
皮脂分泌の多いところにも症状がでやすいです。

 

脂漏性皮膚炎の症状は、生まれたばかりの赤ちゃん〜乳児期にみられる場合と、
成人にみられる場合とでは異なります。
乳児の脂漏性皮膚炎では、黄色いかさぶたと紅斑が多くみられ、
特に治療をしなくても2〜3ヶ月くらいで自然に治ることが多いです。
しかし、成人の場合は、フケや皮膚がむる症状や、紅斑がみられ、
再発を繰り返す事も多いので、治癒までに時間がかかります。

 

脂漏性皮膚炎の医療機関での治療は、
ステロイド外用薬や外用抗真菌薬を症状や部位によって使い分けて行います。

 

脂漏性皮膚炎に効能や効果があるといわれる医薬品以外にも、
抗ヒスタミン成分を含有する外用薬で、「湿疹」や「皮膚炎」と記されているものも効果が期待できます。

 

また、原因の一つとされるビタミンB群を補充するために、
ビタミン剤を内服する場合もあります。
痒みが強い場合は、内服の抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の使用をします。

 

そして、患部を清潔に保つことや、発症や悪化の要因を取り除くことが大切です。

 

脂漏性皮膚炎の症状が出ていても、石鹸やシャンプーを使った適度な洗浄や、
毎日の入浴は重要です。
ただし、洗いすぎは禁物です。
洗いすぎて皮脂を摂りすぎてしまうと、皮膚が乾燥しすぎてしまい、かぶれを起こすことがあります。

 

入浴後、病変部には外用薬や保湿剤を使用し、
病変部を掻いたりしないようにしましょう。

 

さらに、生活リズムを整え、十分な睡眠とバランの良い食事をとるように心がけましょう。
特に、脂漏性皮膚炎の原因となるビタミンB2はしっかり摂りたいですね。
ファーストフードや肉、ナッツ類、糖分など、
脂っこいものは控えるようにしましょう。